2013年9月17日火曜日

プレイリスト「ニューウェーブはおわらない(日本編)」




8月2日に新宿LOFTで行われたイベント「Salon du Détester #4」を観に行って「ああツバキハウスみたいだなあ(行ったことないけど)」と思って作ったプレイリスト。最近好きでよく聴いている曲達。今現役のバンドとアーティスト。

通しで聴けるYouTube再生リストはこちら→ http://www.youtube.com/playlist?list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


1.Yama-Ha / GOATBED
ドイツの姉妹デュオHumpe und Humpeの85年作品をcali≠gariのボーカル石井秀仁のユニット、GOATBEDがカバー。
http://www.youtube.com/watch?v=XQjBEbwAi1Q&feature=share&list=FLX8HIUNRrvnc2cVYBwpsshw   (原曲)


2.WARWARWAR / AA=
元マッドカプセルマーケッツの上田剛士によるユニットAA=の新曲。垢抜けなさが魅力の電子音とザクザクしたギターと絶叫ボーカル、ロキノン系インダストリアル。
http://www.youtube.com/watch?v=g8yQLj0_tyw&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


3.Moralist S.S. / Lillies and Remains
バンド名はBauhausの曲名から?若者(多分)なのに音の質感もガッツリ80年代。カバーアルバムではThe SmithsやDepeche Modeをカバー。最近ではラルクyukihiroのAcid Androidとも共演している模様。

http://www.youtube.com/watch?v=5X6aE6qjYNM&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


4.ニウ神経衰弱-REAL 80'S WAVE- / The HAKKIN
ヴィデオグラマァ(よく知らない)のメンバーが最近結成した三人組バンド。ニューウェーブなサウンドに歌謡メロとナンセンスな歌詞。ヴィジュアルも含めcali≠gariのパクリ?と思ってしまいますが、ライブを観てみるとcali≠gariより肉体的でサイケデリックでグラム。
http://www.youtube.com/watch?v=cC_8yeh-88U&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


5.Mecca / XA-VAT
cali≠gari石井秀仁、元マリスミゼルKözi、SPEECIES&ファッションデザイナー&セレクトショップ経営のSadie Pink Galaxyによるユニット。
http://www.youtube.com/watch?v=GNs0ik4Rxyk&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


6.Sanityman / ZIZ
Köziが2012年に結成したバンド。ライブではVISAGEの「VISAGE」をカバーしたり。色んなジャンルが混ざりまくった音に「お腹一杯~」という歌詞が乗るアッパーチューン。
http://www.youtube.com/watch?v=nk2KQCumtyU&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


7.Superbsaw / ZIZ x Ken.Morioka
ZIZと元ソフトバレエ森岡賢のコラボ曲。前述のSalon du detester等最近この二組はよく一緒にイベントをやっています。それぞれの個性が発揮された良曲。
https://soundcloud.com/kenmorioka/superbsaw-ziz-ken-morioka-1


8.サヨナラ / GENTLEMAN TAKE POLAROID
森岡賢と元GRASS VALLEY、REVの出口雅之によるユニット、ユニット名はJAPANのアルバム名から。出口さんのボーカルでなければ!と思える曲。
https://soundcloud.com/kenmorioka/sayonara
(↑こちらのボーカルはモリケンの模様、歌詞も変わってる)


9.あなた / L'ArcenCiel
キュアーみたいな音楽性をJ-POPに昇華して結果を出す才能はすげえ。
http://www.youtube.com/watch?v=Dew2Y5u8MGo&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR


10. WARM LETHERETTE/ GOATBED
Mute社長ダニエルミラーによる1978年作品を石井秀仁がカバー。
http://www.youtube.com/watch?v=S5QErPDNcj4&feature=share&list=PLOGmfcjjJgEr_ZEhv5I8IUH_49WgfAjSR (原曲)






2013年8月19日月曜日

おかあさんといっしょ スペシャルステージ2013@さいたまスーパーアリーナ 2013/8/18



昨年のスペシャルステージのテレビ放送を録画し、(むすめが)何度も繰り返し観ていました。待ちに待った今年のスペシャルステージ、二日目の昼公演(13:00開場・14:10開演)に行ってきました(17,18日の二日間、朝昼夜の各日三回公演・約一時間)。

出演はたくみ、だいすけ、りさ、よし&ポコポッテイトのおかいつチームに加え、ワンワンことちゃん他「ワンワンわんだーらんど」チーム、今年四月から始まった「おとうさんといっしょ」からなおちゃん、シュッシュ、ポッポ(せいやくん、パンタン駅長は映像での出演)。


さいたま新都心駅付近Cocoon内のぶぶか(←子連れ向きではない雰囲気なのか、他店が行列する中比較的空いていました。こどもラーメンもあります)で油そばを食べ、13:30頃に会場へ。




物販でもスムースに売り場に辿り着けました。ミーニャのシュシュ&リボンとバルーンを購入。他には帽子やTシャツ、公式プログラム(1000円)、CD&DVD等色々売っていました。





入り口で紙製のうちわが配られます。セットリストが事前に告知されるのが新鮮。


開演5分前に「携帯電源オフしてね、写真撮影やめてね、もうすぐ開演ですよ」というアナウンス替わりのオリジナルソングが流れます。

昨年同様センターステージでそこから十字に伸びる花道。上部には四面のモニターが。アリーナ席はシートを敷いた地面+スタンド席。S席を購入しましたが1階スタンド席後方でした、ステージ全体が見渡せる感じです。


暗転し、「オーヴァーチュア」と題されたダンサー&ローラースケーターによるパフォーマンスからスタート。モニター上を舞うララパ。たくみだいすけりさよしが登場し、一曲目からいきなり「ぼよよん行進曲」。ぼよよよーん!で高く持ち上げられるお子さんの姿もチラホラ。その後ワンワンわんだーらんどチーム、おといつチームが合流しアッパーな曲中心に会場全体が熱くなっていきます。

たくみおねえさんの衣装は腰から下がボワッと広がった丈短めのワンピース、だいすけおにいさんはカウボーイ風(←お二人のテイストは最近この感じが定着した印象)。りさおねえさんとよしおにいさんはテレビと同じ。


やはり面白かったのはおかあさんといっしょメインでありつつも他番組チームとの共演。

シュッシュ・ポッポ・なおちゃんを加えて歌った「おめでとうを100回」の華やかさ。
出演者全員による「ワンダホー☆パワー」でのタオル回しのフェスティバル感。
ポコポッテイト&シュッシュ・ポッポによる「きしゃきしゃシュッポシュッポ」と「おおがたバスにのってます」のマッシュアップ(←これはセンス良い!)。

たくみおねえさんはキャラも歌もアイドル的なのだなあ。と、なおちゃんのミュージカル寄りな歌唱を聴いて気づいたり。良音響+生パフォーマンスの「ぱわわぷたいそう」のファンキーさ(中西圭三ボーカル!)に感動したり。

そして、たくみだいすけりさよしの4人がセンターに立った時の存在感。

其々の個性がありつつも4人で「おかあさんといっしょ」を作り上げている姿はBUCK-TICKやcali≠gari、LUNA SEAの様なバンドを彷彿とさせます。

「ぼよよん行進曲」や「おめでとうを100回」、「まほうのとびら」なんかは生で聴くと不思議と切ない気持ちになっちゃいますねええええええええ。


後半は皆で何台かの山車に分乗しアリーナをぐるぐる。「いえ イェイ!!」「青い空を見上げて」等盛り上がる曲を連発し最後まで突っ走り、「ありがとうの花」でしっとりと。

最後の曲は坂田おさむおにいさんが今回のライブのために書き下ろした「みんないっしょに」。タイトル通りクライマックストゥギャザーでWe love all!な良曲でした!やっぱりおさむおにいさんの書く曲は素晴らしいです!


テレビ放送は9/16(月・祝)の9時~10時とのこと。センターステージ、花道、山車、映像と観るところが沢山あったライブだけに、見どころが編集されたテレビ版を観るのも楽しみです。

2013年5月3日金曜日

今再び盛り上がるシンセポップ

90年代以降クラブ寄りのテクノに押され気味だったシンセポップが再び息を吹き返しているような気がしてます。


大御所のリリースが続いたり…


Heaven / Depeche Mode
今年3月リリースのニューアルバムより。
キャリア30年超の大ベテラン。未だに新鮮な音。



Metroland / Orchestral Manoeuvres in the Dark(OMD)
こちらもキャリア30年超えバンドの4月リリース新譜より。十数年振りにリリースされた前作は「変わらなさ過ぎでしょ!」と呆れかえる程の傑作(?)でしたが、本作ではEDM寄りに?音が太くなり昔の持ち味はそのまま、かつ今風な音。


そしてまさかのVisageも29年ぶりの新譜をリリースするとか↓




ベテランもさることながら若い世代もシンセサイザーでポップな楽曲を量産してます。



Bounding / Ice Choir
アメリカのシンセポップバンドの2012年作品「Afar」より。OMD的なキラキラしたシンセ音に切ないメロディが絡む。YMOの「浮気なぼくら」がオールタイムベストだとか。



Invisible / Secrets
Bandcamp等で作品を発表しているアーティスト。meditations で全世界10枚限定(!)のCD-Rを買いました。ベッドルーム感溢れる音とPVが〇。
   




DREAMON DREAMER / GOATBED
cali≠gariのボーカリストでもある石井秀仁のユニット。耽美でファッショナブルなシンセポップ。



VAT-DANCE / XA-VAT
同じく石井秀仁がマリスミゼルのギターKözi他と結成したユニット、ザバット。先日ライブを観ましたがレディガガが3人いる位のインパクト。



そういえば日本ではこんなシンセポップが売れてますね。




ちょっと前ではこんなのも。

  




2013年3月3日日曜日

おかあさんといっしょ「ポコポッテイトがやってきた!!」 @神奈川県民ホール 2013/3/2



二歳娘と一緒に「おかあさんといっしょ」をよく観ます。現行放送のモノもですが、夏のスペシャルコンサートに元おねえさんやおにいさん、じゃじゃまるぴっころぽろりが登場している映像を観たり、ちょっと前のコンサートDVDを観たりしていて過去曲、おにいさんおねえさんにも親しんでいます。BUCK-TICKやcali≠gariと同じくらいヘビーローテーションしてると思います。

娘もライブ映像を気に入っていて、「いつか行きたいね」ということで行ってきました。現在のキャラクター、ポコポッテイトことムテ吉・ミーニャ・メーコブと坂田おさむおにいさん、滝本瞳おねえさんでのコンサートです。おさむおにいさんは84年~92年のうたのおにいさんでおかいつ曲の作詞作曲もされています。どれも名曲揃いなので生で聴けるのが本当に楽しみでした。


ほぼ定刻通りに「おかあさんといっしょ」のテーマがスタート!生で聴くと上がります!「B-Tのテーマ」を聴いてる時と同じ感覚です!ポコポッテイトのテーマを挟んで聞こえてきたのはラズルダズル感溢れるオケヒットの響き、「夢の中のダンス」です。この曲大好きなんで嬉しかったですねー。その後も「ドンスカパンパンおうえんだん」などお馴染みの曲でノリノリ。

おにいさんおねえさんが何曲か歌った後はポコポッテイトのコーナー。金の斧銀の斧の童話を下敷きにした「想い出を大切にしようね」というお話…。

そして再び歌のコーナー。クイズ形式で「アイアイ」「パンダうさぎコアラ」とオーセンティックな手遊び歌を、これは子どもたち盛り上がります。そしておさむおにいさん作詞作曲の「ありがとうの花」、現在のおにいさんおねえさんが歌っているシンセのアルペジオが印象的な「まんまるスマイル」。この2曲はおさむおにいさん、ひとみおねえさんの本領発揮と言う感じで本当に素晴らしかった!とにかく歌が上手い!

二度目のポコポッテイトコーナーは「ぽてい島スペシャルコンサート」ということで3人(?)の歌。普段は目立たないメーコブのソロ、ムテ吉がデッキブラシへの偏愛を高らかに歌い上げる「デッキブラシロックンロール」が印象的でした。

最後はひとみおねえさんによる「ぱわわふ体操」からの「明日天気になあれ」。やはり最後は子どもたちにお馴染みの歌と体操で、盛り上がりました。


これだけ実力のある歌手が良質な楽曲を歌ってくれてエンタテインメント性も十分、しかもリーズナブル(2500円・一歳以上チケット必要)なコンサートなんて中々ないと思います。お子さんがいらっしゃる方は是非!オヌヌメです!


BUCK-TICK: TOUR 2013 COSMIC DREAMER @赤坂BLITZ 2013/2/26



昨年はBUCK-TICK25周年イヤーということで沢山のライブを観ることが出来、年末に武道館があったばかりですが、もう箱ツアーが始まりました。地方ライブハウス公演の様子をTwitter等で見る限りかなり盛り上がっているようでしたので楽しみにしていました。

オープニングSEは今ツアーのオリジナル。ノイジーなフレーズにキラキラ星が絡みます。メンバーが登場しステージ暗転。響き渡る今井さんギターの「白鳥の湖」からの「キラメキの中で」、意外なスタートです。中盤で「Lullaby Ⅲ」も演奏されましたがライブハウスでゴシック曲と言うのも中々良いです。そういえばLullabyでもイントロでクラシック曲(サティのグノシエンヌ)を弾きますね。

「LADY SKELETON」「ONLY YOU」「人魚」等、アルバム「夢見る宇宙」内のアッパーチューンはやはりライブで映えます。只ノリがイイだけじゃない何か。ONLY YOUは詩がすごく沁みますし、人魚はヒデさん&BTの新アンセムだなーと。

「残骸」ではあっちゃんの頭上から雨が…そして「夜想」でもその滴が残っている…素敵な演出でした。「SANE」「BOLERO」「ミステイク」を挟んで「Climax Together」~「夢見る宇宙」で本編終了。


アンコール1は「INTER RAPTOR」と「禁じられた遊び」。この2曲からは凄みを感じました。特に禁じられた遊び、ホールツアーでもあっちゃんの表現力に唸らされましたが、このツアーで完成形を観た!という感じです。自分の過去のトラウマを一緒に見てくれているような…そんな馬鹿な妄想をしてしまう位でした。その後アリスでメンバー一度退場。

アンコール2は「スパイダー」から。この曲好きです、久しぶりに聴けて嬉しかった。二曲目はホールツアーでも演奏された「君のヴァニラ」。cali≠gariの「エロトピア」を思い出しました~。オーラスはこれまた久々の「Ash-ra」。


アルバム「夢見る宇宙」は前作「RAZZLE DAZZLE」に比べて地味だなーと最初に聴いた時思っていたのですが、ライブで聴けば聴くほど深みが増して「これまた新しいBUCK-TICKだな~」と深く感じました。特に「人魚」「禁じられた遊び」「夢見る宇宙」は新しいBTアンセムだと思います。




映画も楽しみですね!

2013年2月4日月曜日

子供向け番組で聴ける極上のシンセポップ

娘と一緒に子供向け番組を見ることがとても多いのですが、内容もさることながら歌の数々も名作揃いです。

ニューウェーブ育ちな一児の父として気になったものをいくつか。




ドキドキ!プリキュア エンディングテーマ
「この空の向こう」 
作詞 - 利根川貴之、作曲 - Dr.Usui、編曲 - Dr.Usui・利根川貴之、歌 - 吉田仁美

昨日から始まったプリキュア新シリーズのエンディング。作曲のDr.Usuiは(M)otocompoというテクノユニットのメンバー。ちなみにダンスはPerfumeの振り付け師が担当している模様。




(動画→ http://nicoviewer.net/sm14962919

みいつけた!より
「フルーツバスケット」 
作詞:津田真一 作曲:片岡知子
真ん中のキャラクター「レグ」の声優はシノラーこと篠原ともえ。





しまじろうのわお!エンディングテーマ
「ともだちのわお!」 
作詞:PUFFY 作曲:石野卓球
卓球らしいテクノなポップス。PUFFYのボーカルにマークパンサーばりのしまじろうのアジテーションが絡みます。しまじろうコンサートでも歌われ、ステージで映えしていました。

卓球と言えば電気のコレも子供向け番組。。。↓


 

「ポポ」 
作詞:石野卓球、ピエール瀧/作曲:石野卓球
1994年作品。ポンキッキーズで放送されてました。汽車の歌と見せかけてアシッドのことを歌った曲だとか。。。


これらの曲は作曲者の色と子供ウケする要素のバランスがとれていますが、そのバランスがとれていない例↓

【おかあさんといっしょ】こどもたちには早すぎる歌。「地球ネコ」【マジでトラウマになるレベル】

 
テクノポップ王平沢進大先生が「おかあさんといっしょ」に提供した楽曲(2003年)。イントロから最後まで平沢節全開でブッチギってます。こどもポカーンでしょう。

それにしてもこの曲を完璧に歌いこなしているゆうぞうおにいさんとしょうこおねえさんの力量にビックリです。さすが元劇団四季&宝塚コンビ。今後のおかあさんといっしょコンサートで再演してほしいなと思いますが、果たしてだいすけおにいさんとたくみおねえさんには歌いこなせるでしょうか。

2013年1月21日月曜日

東京バレエ団:ベジャール・ガラ@東京文化会館 2013/1/19



ずっと観たいと思っていたのですが、妻の仕事がらみで機会をいただき初のバレエ鑑賞となりました。

東京バレエ団による公演。演目は「ドン・ジョヴァンニ」「中国の不思議な役人」「火の鳥」の3つ。それぞれ30分ほどです。詳しくは↓を
http://www.nbs.or.jp/stages/1301_bejart-gala/stage.html

何となく、ですが、クラシックのコンサートなんかよりも良い意味で客席に緊張感がないなー等と考えているうちに開演。客電が落ち舞台は暗転真っ暗…

パッとやわらかめの照明がつくと10人ほどの女性バレリーナ達とシンプルなセット、そしてナレーションがスタート、ハッとさせられます。

一演目目の「ドン・ジョヴァンニ」は女性ダンサーがメイン。イメージしていたバレエ像に近い雰囲気。
変わって二つ目「中国の不思議な役人」はウェストサイドストーリーを思い出すようなマスキュリンな感じ。
ラストの「火の鳥」は思った通り、神秘的な躍動感。

音楽と身体の動きと最小限のセット、何となくストーリー的なものが浮かび上がってくる。

足音や床を叩く音、空気が揺れる音が音楽に混じるのが心地良い。

複数人で火の鳥の形を表現したり、表現としては割と分かりやすいと感じました。

通して観て強く感じたのは、バレエ音楽というのはバレエを踊るために設計されたダンスミュージックなのだな。というある意味当たり前の事でした。これまで吹奏楽でバレエ音楽を演奏したり聴く機会は幾度となくあったのですが、今回生でバレエ公演を観てやはり踊りとセットで体感してこそなのだな、と。

帰ってから家にあるバレエ音楽のCDを聴き直してます。感じ方がかなり変わって楽しいです。












次は生オケでの公演を観たいな。と貰ってきたチラシを眺めています(今回はテープだったので)。

2013年1月14日月曜日

LUNA SEA: The End of the Dream @日本武道館 2013/1/13

 
 
2013年のライブ初めはライブ納めと同じ場所武道館でLUNA SEA。何故か15時開演。久しぶりに10度を超える天気でのどかな日曜の午後、ルナシー気分になり切れないなーと思いつつ…。
 
360度座席を使用したステージセッティング、後方にもメンバーが来れるように花道が作られています。北西1階席(アリーナではない)、横から見る形の席ですがメンバーが近い!
 
今回の武道館6daysは日替わりでテーマが3つあり、それぞれ初期、中期、後期の曲でセトリが構成されるようです。1曲目はFATE、今日は初期メインのようです。Dejavu、JESUS、SLAVEとライブの定番曲で一気にヒートアップ!会場の一体感が凄い、「ライブハウス武道館」という言葉を思い出しました。
 
「最近の日本の曲には元気がない、元気がない曲が売れている、LUNA SEAが落ち着いちゃうのは30年先かなー」というRYUICHIのMCの後披露されたのは新曲Rouge。これが凄い。その後演奏されたThe End of the Dreamも同様ですが、LUNA SEA王道のアッパーチューンのようで細かいアレンジや細工が要所要所に施されている。今回は初期曲からの流れで聴いたこともあって、現在のLUNA SEAの凄さを見せつけられた気がしました。
 
Providence~MOON~SANDY TIMEと続く中盤もまたライブの醍醐味、RYUICHIの濃厚な歌唱はライブで聴くと良いんですよねー。SANDY TIMEは音源で聴いている時は特に好きとも思わなかったのですが、ライブで映えるなと。
 
JのベースソロからのBLUE TRANSPARENCY(途中ドラムソロ)、盛り上がります。途中INORANとSUGIZOが交互に一音ずつ弾くところを大失敗してINORAN爆笑、微笑ましかったです。ここ以外でもメンバー全員とても楽しそうな表情をしていて今LUNA SEAやるのが楽しいんだろうなーと感じました。僕がちゃんと聴くようになったのは再始動後なので、昔からのファンはこういう光景をもっと喜んでいるでしょうね。
 
TIME IS DEAD、ROSIER等々「とばしていこうかー!?」な曲が続き本編ラストはTONIGHT。
 
今日は真矢43歳の誕生日ということでアンコールの代わりにオーディエンスがハッピーバースデー大合唱&真矢コール。真矢が最初にステージへ登場してペコペコ。RYUICHI「やっと真ちゃんのバースデーにライブができました」。
 
I for Youを披露し、「ネクストソーング、インマイドリーム」でイントロスタート、「ん?何か変」と思っていたらSUGIZOがハッピーバースデーのメロディを弾き始め、スクリーンにも「HAPPY BIRTHDAY」。ケーキも登場し皆で真矢をお祝いしました。ラストはいつものようにWISH。
 
こんなに凄いライブ見せられると、早くアルバム出して!と思っちゃいます。
 
 





 

 
BUCK-TICKからも花が来てました。