2015年7月25日土曜日

minus(-)とBELLRING少女ハート

だいぶ経ちますが5月23日、minus(-)とBELLRING少女ハートの対バンを観に高崎へ行ってきました。
森岡藤井の音を聴いて育ち、今はアイドルも観に行く自分にとっては遠征不可避なライブ。


最初はベルハー。
全力でエモーショナルなパフォーマンスと黒い羽セーラーの存在感、多彩すぎる楽曲、(最前のminus(-)ファンに気を使いながら)濃厚なmix、モッシュ、リフトで湧きまくるオタさんたち。
「本当にこの後minus(-)出てくるんですよね…」と思わずにいられない程のアイドル現場でした。


しかしオープニングSEが「プ」と鳴ったか鳴らないかの一瞬でそこはminus(-)の音世界へ、いつもの腹にくる重低音と細胞レベルで響く高音。既存曲は細かい部分にアレンジが加えられている印象。対バンに向けて作られたのかな?と思う新曲二曲はアッパーチューン。ライブの定番となってきたNo_5はベルハーオタさんたちも一緒にフリコピ笑。福田洋子さんのドラムとの相性も最高でした。


最後はまさかのminus(-)ベルハーセッション…






初めてソフトバレエを観た時の「何だこれは!!??」感を思い出したと言っても良いくらいです。

でも、異種格闘技戦という程異種でもないのかなとも思いました。上手く言えないですが、どこか通じるものがあるというか。言葉にするとニューウェーブ/ポストパンク的スピリット(?)。そして二組共とにかくシンプルに曲が良いという事。


そして驚きなのはminus(-)がベルハーを「呼んだ」という事。


バンドとアイドルの対バンは珍しい事ではないですし、minus(-)と同じ位良質なサウンドを届けているアイドルグループも数組思い浮かびます。でもあのストイックな藤井さんが、ベルハーを、呼ぶ…

全然関係ないかもしれませんが、、藤井さんは最近歌について下記のような発言をしていました。


>皆さんが思う以上に唄を重要視している。
>歌って結構大事で何とでも形になってしまう時代だからこそ、ケミカルでない形にしないとまずいなと。
>そもそも唄が乗った時点で想像の斜め上にいってくれない唄は要らない。


そしてこんどはベルハー主催ライブにminus(-)が呼ばれます。


煩悩警告
8月1日(土)開場17:00 - 開演18:00
前売¥3,000 - 当日¥3,500
新宿BLAZE
出演:BELLRING少女ハート、minus(-)


2015年7月12日日曜日

Dorothy Little Happy Live Tour 2015 5th Anniversary -just move on- 中野サンプラザ 12/07/15

5人のドロシーラストにふさわしいパフォーマンスだった。この状況下で出来る最高の歌とダンス、これで観納め、大団宴。と思うことが出来た。


Tell me tell me!!、未来への虹、Breaking Throughなどが続けて歌われた前半。この時点で「5人は何とか先に進もうとしているのだ。」という意思が伝わる。

ホールで観るドロシーは良いなと。広いステージに最小限の照明と5人のダンス、全員の歌がクリアに聴こえる音響。

ファンを着席させての「STARTING OVER」「それは小さな空だった」「ASIAN STONE」もホールならでは。別れにもがき〜必死で受け入れ〜先に進む。。。というメッセージ?をじっくり感じることが出来た。

後半「Life goes on」「colorful life」「恋は走り出した」「2 the sky」「デモサヨナラ」「ジャンプ!」等のキラーチューン連発セットでは5人とファンと歌の一体感がピーークに、ホールとは思えない熱気(開演前から既に熱気ヤバかったです)。

本篇ラストは「14回目のありがとう」。客席が緑のサイリウムに覆われてのアンコールは「Over There」「Singing」。「伝えたいことを歌に込めて」とは佳奈ちゃんの言葉。


最後の5人それぞれからの挨拶ではメンバーが抱えているものや取り巻くものの闇が漏れてしまった瞬間があったけれど、それを追うことにもう何の意味もないでしょう。。。


ラストは「未来へ」。


今日ここに来るまでは「正直今後のドロシーとcallmeを追うかどうかはわからないな。。」と思っていたけれど、今は5人のそれぞれを追い、応援したいなと思っています。


そしていつの日かまた5人でドロシーになってくれるんじゃないかと。。
完全に直感と願望でしかないですけれど。。




2015年7月5日日曜日

cali≠gari セックスと嘘とステラボール 05/07/15

第8期cali≠gariをようやっと生で観ました。

客入れ時BGMはBUCK-TICKのSEX FOR YOUなど。尾崎豊かかってるのかと思ったら春の日だった。

12を曲順通り、アコースティックセット、過去曲セットという三部構成(?)。


12のセットではセックスと嘘の多幸感、紅麗死異愛羅武勇の一体感、
フィラメント〜あの人は…〜さよならだけが…の沁み入ってくる感じが印象的。7期とは違うバンドだなあと。YUKARIEさん含めた皆でのコーラスが良い。


アコースティックセットは春の日とわずらい二曲。もっと聴きたかった!ちぎられたロマンスとか誘蛾灯とかこのセットで!石井さんのボーカル本領発揮。。


オーバーナイトハイキング(ネギライトふってごめんなさい)から始まる過去曲セット。個人的にここがまだしっくりこず……

マッキーナ、淫靡まるでカオスな、踏などシーケンス同期多めの曲と中西さんのパワフルかつ手数の多いドラムはうまく交わらないなあと。(この辺の曲は上領亘さんドラムでいつか聴きたい)
クソバカゴミゲロ、ブルーフィルム、ゼリーなど情念のこもった曲は昔よりあっさりしちゃうなあと。。

7期が終わったことを今更しみじみ感じてしまいました。


何度か聴けば慣れるのかも。
12の曲、過去曲がはっきり分かれたセットリストだったから余計に際立って聴こえたのかもしれないですね。

ラストは再びセックスコール、エロトピアかと思いきや本日二度目のセックスと嘘。楽しかったです。


終演後BGMはまたもBUCK-TICKでSEX FOR YOU。



終了後フォロワーさんと食事。DVDCDを貸し借り。。